ネットショップでの送料の設定


不公平感を感じさせないためには、全国均一料金と送料無料を併せて使う

送料負担を感じさせない工夫と努力をする

商品代金の設定も重要ですが、ネットショップでは送料の設定も大事な課題です。

ユーザーの負担感や送料の差による不公平感を感じさせないようにして、「このショップはユーザーの負担を軽減する努力をしている」という好感を感じ取っていただければいうことはありません。

ネットショップの難点の一つは、必ずしも送料がかかってくることです。

ネットショップは店舗維持費がかからないことにより、商品代金は実店舗より割安になります。しかし安い価格の商品でも送料を加えると、実店舗より一気に割高になることもあります。

ある有名既製品で「1個2000円」の相場観がユーザーにもたれていて、ショップ間の価格差がないような場合では、送料の設定がトータル価格にもろに影響します。

●地域による送料の差は、ユーザーの不公平感に結びつく

割高感の解消に配慮しながら、地域による送料の差からくる不公平感にも気を配ります。

商品送付料金を請求するようなことでは、ユーザーの住居地域によって送料は異なり、地域差がでてしまいます。

送料が割高になる遠方のユーザーは、「同じ商品なのになぜ私だけ高いの?」と不公平感を感じるでしょうし、結局「送料=全国一律500円」の店に行ってしまう可能性が大です。

店側では「遠方への送料は買ったユーザーに負担させたい」という気持ちでしょうが、それはショップ側の都合です。

国内配送の場合、送料は均一にするべきです。

全国一律料金なら、ユーザーとしてもトータル価格の計算が簡単になるうえ、「送料に配慮している、サービスが良い」という好感を感じてもらえます。

無料がベストだが、ダメなら一律料金を商品代金にプラス

理想的なことをいえば「送料無料」が一番です。

しかし商材には高額、低額さまざまな商品があります。

また高額商品がメインのショップでもあえて安価な商品を扱うのは重要なことでもあります。

様々な状況を総合的に考えると、ショップによっては送料一律無料は不可能な場合もあります。

対処策として「全国一律500 円」といった設定をし、不足分を商品価格に上乗せし利益面での帳尻合わせをします。

ユーザーは細かな計算をせず先入観で高いか安いかを判断します。

他の店より送料が高ければ「商品も間違いなく高いだろう」と思い込まれる場合があります。

イメージを優先するのであれば、送料は全国一律にしてそれもなるべく安めに設定しできれば無料にするのが良いでしょう。

「8,000円以上で送料0円」で客単価が上がるかも!

全国一律送料を設けたうえで、たとえば8,000円以上をお買い上げの方には送料を無料にするのも一策です。

「8,000円以上お買い上げで送料無料」というサービスがあると、7,000円分買い物をしたユーザーは、ついあと1000円の商品を購入しようとします。

「×××円以上送料無料」は、客単価アップにもつながります。

また代引きの場合、代引き手数料も0円にするのがベストですが、ユーザー側の負担にするのも一つの手です。

不満を抱けば、ユーザーは別の支払い方法を選ぶこともできるからです。